東京都内の各鉄道事業者(ゆりかもめ、東京臨海高速鉄道、東京モノレール、多摩都市モノレール)は、緊急事態宣言に伴う国や自治体からの要請を踏まえ、2021年1月20日(水)から当分の間、終電の繰り上げを行うことを発表しています。
ゆりかもめは、下り新橋駅発・有明駅行の終電付近2本を運休し、終電時刻を20分繰り上げます。新橋駅を発車するの有明駅行終電は、現行の0:30から0:10へと変更になります(平日・土休日ダイヤ共通)。なお、上り列車の時刻変更はありません。
東京臨海高速鉄道りんかい線は、上り大崎駅発・東京テレポート駅行の終電付近の列車について、運休および時刻変更を行います。大崎駅の東京テレポート駅行終電時刻は、現行の0:17発から0:07発へと10分繰り上がります(平日・土休日ダイヤ共通)。新木場駅行の終電時刻および、下り大崎駅方面の時刻は変更されません。
東京モノレール羽田空港線では、下りの最終列車、モノレール浜松町駅発(0:01)・羽田空港第2ターミナル駅行の区間快速が運転取り止めとなります。これにより、モノレール浜松町駅発の終電は20日(水)から23:53発へと変更になります(平日・土休日ダイヤ共通)。なお、上り列車については変更はありません。
多摩モノレール線でも、平日・土休日ダイヤとも終電が繰り上げられます。多摩センター駅発の上北台駅行および立川北駅行終電は現行より34分、上北台駅発の多摩センター駅行終電は20分の繰り上げとなります。繰り上げ幅が比較的大きいので、他社線からの乗り換えには注意が必要となりそうです。
なお、各社ともこれらの措置に伴う代行輸送等は行わないとしています。